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Q: 骨盤骨折かもしれない痛みは、どう見分ければいいですか?

A: 骨盤骨折かどうかをご自身で、あるいは整体院で見分けることはできません。確かめられるのは、X線やCTなどの画像検査ができる整形外科だけです。そのうえで、受診を先にしていただく目安は3つあります。立つ・歩く・すわるといった体重をかける動作ができないこと。転倒や尻もち、自転車や車の事故など強い外力のきっかけがあること。骨がもろいと以前に言われたことがあることです。1つでも当てはまるときは、ストレッチや整体より先に整形外科へご相談ください。当てはまらない骨盤まわりの張りについては、座り方や体重のかけ方といった使い方の側から見ていけます。

骨盤骨折かもしれない痛みの見分け方|骨盤と腰まわりに手を当てる整体の施術シーン - 美容整体ReLUMI天王寺

この記事のポイント:

  • 骨盤骨折かどうかを確かめられるのは、画像検査ができる整形外科だけです。当店にその手立てはありません
  • 受診を先にしていただくサインは3つ。体重をかけられない、強い外力のきっかけがある、骨がもろいと言われたことがある、です
  • 骨折ではない骨盤まわりの痛みは、座り時間・左右の偏り・他の場所の動かなさ、という3つのカテゴリーに分かれます
  • 当店には、骨盤まわりの痛みで施術をお受けしない日の基準があります
  • 骨折のあとに体の使い方を見ていくのは、整形外科で日常生活の制限が外れてからです

この記事の目次

  1. 骨盤骨折かもしれない痛みは、どう見分ければいいですか?
  2. 骨盤骨折とは、どんなケガですか?
  3. 整形外科を先にしていただく3つのサイン
  4. 骨折ではない骨盤まわりの痛みを分ける3つのカテゴリー
  5. 骨盤骨折のあと、体の使い方の相談はいつからできますか?
  6. 当店の現場視点|骨盤まわりの痛みで、施術をお受けしない日の基準
  7. 天王寺・阿倍野の現場で見た、骨盤まわりに痛みが出やすい3つの場面
  8. ご予約・ご相談の窓口とアクセス|ReLUMI天王寺院の料金・所要時間
  9. よくある質問
  10. まとめ|骨盤骨折は、まず順番を間違えないこと

骨盤骨折かもしれない痛みは、どう見分ければいいですか?

骨盤骨折かどうかをご自身で、あるいは整体院で見分けることはできません。確かめられるのは、X線やCTなどの画像検査ができる整形外科だけです。この記事は「骨折かどうかを当てる」ための記事ではなく、先に受診していただく場面と、使い方の側から見ていける場面を分けるための記事です。

骨盤まわりの違和感そのものは、めずらしい悩みではありません。厚生労働省の「2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況」では、自覚症状のある方の割合(有訴者率)が示されています。女性では腰痛が111.9で最も高く、肩こりが105.4です(いずれも人口千対)。千人のうち百人以上が腰の不調を自覚している計算になります。その中に、骨折を気にされている方も、座り方の積み重ねで張っているだけの方も、どちらもいらっしゃいます。

この記事では4つをお伝えします。骨盤骨折とはどんなケガなのか。整形外科を先にしていただく3つのサイン。骨折ではない骨盤まわりの痛みの分け方。そして、当店が施術をお受けしない日の基準です。読み終えたときに「どちらへ先に行けばよいか」が決まる形にしています。

骨盤骨折とは、どんなケガですか?

骨盤骨折とは、どんなケガですか?のイラスト - 美容整体ReLUMI天王寺

日本整形外科学会の「骨盤骨折」では、交通事故や墜落外傷などの大きな外力が加わったときに起こるとされています。あわせて、高齢の方では転倒など比較的軽い外力によって起こる骨盤骨折もあると示されています。つまり、きっかけの大きさだけで「これは骨折ではない」と決めることはできません。

折れる場所によって、大きく2つに分けられるとされています。

  1. 寛骨臼(かんこつきゅう)の骨折 — 股関節の受け皿にあたる部分です。関節の中の骨折にあたるため、なるべく正しい位置に戻すことが大切だとされています
  2. 骨盤輪(こつばんりん)の骨折 — 骨盤をぐるりと一周する輪の形をした部分です。ぐらつきが強い場合は手術の対象になるとされています

症状としては、すわれない、自力で体を動かせないといった激痛を伴う症状がみられるとされています。また、大量出血を伴う場合はショック状態になることもあり、その際は緊急で止血の処置が必要になるとも示されています。確かめ方はX線で、折れている位置を詳しく調べるにはCTが使われ、あわせて起きている損傷の確認には造影CTが有用だとされています。

ここまで読んでいただくとお分かりのとおり、骨盤骨折の確認に必要なものを、当店は何ひとつ持っていません。画像の設備もありませんし、整体院にその役割もありません。私たちができるのは、骨の状態をご自身で確かめていただく場所へ、遠回りせずに行っていただくことです。

整形外科を先にしていただく3つのサイン

当店でご予約前のご相談をいただいたとき、整形外科を先におすすめしているのは次の3つです。1つでも当てはまるときは、ストレッチや整体より先に受診をご検討ください。

サイン1:体重をかける動作ができない

立つ、歩く、すわる、寝返りを打つ。これらは骨盤に体重が乗る動作です。日本整形外科学会も、骨盤骨折の症状として「すわれない、自力で体を動かせない」といった激痛を挙げています。痛いけれど動けるのか、動かそうとしても体重を乗せられないのか。ここは、ご自身でもはっきり区別できる境目です。後者のときは、無理に動かして様子を見る前に受診をご検討ください。

サイン2:強い外力のきっかけがある

転倒、尻もち、自転車や車の事故、階段の踏み外し、高いところからの落下。こうしたきっかけのあとから痛みが始まっているときは、受診が先です。「尻もちくらいで」と思える出来事でも、骨の状態によっては軽い外力で起こる骨盤骨折があると示されています。自分で軽重を決めない、というのがこのサインの考え方です。

サイン3:骨がもろいと以前に言われたことがある

骨密度を測った際に骨がもろいと言われたことがある方、ご家族に同じ経緯がある方は、きっかけが小さくても受診を先にしていただく側です。あわせて、安静にしていても痛みが続く、発熱がある、脚のしびれや力の入りにくさがある、お手洗いが近い・出にくいといった変化がある場合も、同じく受診をおすすめしています。

3つとも、骨折かどうかを当てるためのものではありません。当てるのではなく、確かめられる場所へ行っていただくための目印です。急に出た腰まわりの痛みについてはぎっくり腰の前兆サインと骨盤からの3つの予防策にも、受診の目安をまとめています。

骨折ではない骨盤まわりの痛みを分ける3つのカテゴリー

骨折ではない骨盤まわりの痛みを分ける3つのカテゴリーのイラスト - 美容整体ReLUMI天王寺

整形外科で骨に問題がないと確かめていただいたあと、残るのが「ではこの張りは何なのか」というご質問です。当店でうかがう骨盤まわりのお悩みを並べていくと、大きく3つのカテゴリーに分かれます。

カテゴリー1:座っている時間が積み上げた張り

長く座っていると骨盤が後ろに倒れ、お尻の奥とももの裏が縮んだまま固まります。朝よりも夕方のほうがつらい、立ち上がる最初の数歩が重い、という方はここに当てはまりやすいです。

厚生労働省の「情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン」では、一連続作業時間を1時間以内にすることが示されています。また、作業の間に10〜15分の休止時間を設け、連続作業の中でも1〜2回の小休止を入れることも示されています。区切りの有無で、同じ8時間でも積み上がり方が変わります。

カテゴリー2:左右で体重のかけ方が偏っている

立つときにいつも同じ脚に体重を乗せる、鞄をいつも同じ肩にかける、脚を組む向きが決まっている。こうしたクセがあると、骨盤の左右で受ける量が変わります。片側だけが痛む、スカートが同じ方向に回る、といったご相談はこのカテゴリーからよく出てきます。左右差の確かめ方は骨盤の歪みセルフチェックにまとめています。

カテゴリー3:別の場所が動かないぶんを骨盤が引き受けている

股関節の前側が縮んだまま、あるいは肋骨が横へ広がらないままだと、本来そこで分け合うはずの動きを骨盤が代わりに引き受けます。張っている場所と、張らせている場所が違うという形です。首こりのツボを押しても夕方には戻る、という方の背景に骨盤の傾きがあることもあり、上と下はつながっています。骨盤の傾きがどこまで届くかは骨盤の傾きが全身に与える影響で整理しています。

3つとも、1日でできたものではありません。だからこそ、骨折ではないと確かめていただいたあとの手当ては、痛い場所を押すことではなく、積み上げている側を1つ変えることになります。

骨盤骨折のあと、体の使い方の相談はいつからできますか?

整形外科で経過を見ていただき、日常生活の動作についての制限が外れてからです。時期の判断は、画像でご自身の骨の状態を見ている整形外科にしかできません。当店では、骨折のあとのご相談をいただいたときに、まず整形外科でどこまで動いてよいと言われているかをうかがいます。制限が残っている段階では施術をお受けせず、外れてからあらためてご相談いただく流れをとっています。

産後の方が骨盤底筋トレーニングを始めるときも、考え方は同じです。ご自身の判断で始める前に経過を見ていただくほうが、結果として遠回りになりません。産後の骨盤まわりの考え方は産後の骨盤ケアで骨盤ベルトはどこまで届く?にもまとめています。

制限が外れたあと、動きを戻していく段階で頼りになるのは、特別な運動よりも日々の積み上げです。厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」では、座りっぱなしの時間が長くなりすぎないよう、少しでも身体を動かすことが示されています。目安として成人は1日60分以上の身体活動(歩行またはそれ以上の強度)と、週2〜3日の筋力トレーニングが挙げられています。ここも、始める時期は整形外科と相談していただくのが先です。

当店の現場視点|骨盤まわりの痛みで、施術をお受けしない日の基準

当店の現場視点|骨盤まわりの痛みで、施術をお受けしない日の基準のイラスト - 美容整体ReLUMI天王寺

当店の施術は骨膜リリースという手技です。骨膜リリースとは、骨と筋肉の境目をゆるめていく手技のことで、関節を鳴らす施術ではありません。骨盤まわりのご相談では、骨盤そのものより先に、股関節の前側と肋骨の広がり方を確かめるところから始めます。

ただし、どんなご様子でもお受けしているわけではありません。お受けしない日の基準を、はっきり決めています。

  1. 体重をかける動作ができないとき — 立つ・歩く・すわるのどれかが成り立たないご様子のときは、その場でご予約を取り消していただき、受診をご案内しています
  2. 強い外力のきっかけがあって、まだ受診されていないとき — 転倒・尻もち・事故のあとで、整形外科をまだ受けていないときはお受けしていません。受けたうえで骨に問題がないと確かめていただいてから、あらためてご相談いただいています
  3. 脚のしびれや力の入りにくさ、お手洗いの変化があるとき — 骨盤まわりの張りでは説明できない様子が重なっているときは、同じく受診が先です

この基準は、当店が慎重だからではありません。整体院が引き受けてよい範囲と、そうでない範囲の線を、こちらから先に引いておくためです。線を引かずにお受けしてしまうと、本来すぐ受診していただくはずの方の時間を奪うことになります。もみほぐしや整骨院との役割の違いについては美容整体と整骨院の違いにまとめています。

基準に当てはまらないご相談については、初回に、股関節の前側・肋骨の広がり方・立ったときの体重の乗り方の3か所を一緒に確かめます。そのうえで、翌日から外していただく日常のクセを1つだけお伝えしています。感じ方には個人差がありますので、変化の大きさや日数をお約束することはしていません。お渡ししているのは、ご自身で確かめられる比べ方のほうです。

天王寺・阿倍野の現場で見た、骨盤まわりに痛みが出やすい3つの場面

天王寺・阿倍野でお仕事をされている方は、オフィスと商業施設が近く、駅から職場まで歩く距離を取りやすいという共通点があります。その中で、骨盤まわりのご相談につながりやすい場面には、よく似た形があります。

  1. 雨の日の駅構内やビルの入口で足を滑らせたとき — 尻もちをついたあとに「打っただけ」と流してしまう形です。きっかけがはっきりしているときは、痛みが軽くても受診を先にしていただく側になります
  2. 午後、2時間続けて座ったあとに立ち上がるとき — 固まった状態から急に体重を乗せる動作です。最初の数歩が重いだけなら、座り時間の側に心当たりがあることが多いです
  3. 坂道と階段を続けて使ったあと — 天王寺界隈は上り下りが多く、片脚ずつ体重を乗せる回数が増えます。左右どちらかに偏ったクセがあると、片側だけに出やすくなります

1つめと、2つめ・3つめでは、先に行っていただく場所が変わります。きっかけがあるかどうか。ここだけは、思い出していただく価値があります。座っている時間そのものへの対策は座り仕事で腰が痛い3つの原因にまとめています。

ご予約・ご相談の窓口とアクセス|ReLUMI天王寺院の料金・所要時間

窓口は2つに分けています。ご予約はWEB予約画面から、施術内容のご質問・ご相談は公式LINEからです。LINEでのご予約は承っていないので、空き状況の確認と日時の確定はWEB予約画面でお願いしています。「尻もちをついたあとだが受けられるか」「骨折のあとだが相談してよいか」といったご相談は、ご来店前にLINEでお送りいただいて差し支えありません。受診を先にしていただくほうがよいと判断したときは、その旨をお伝えします。

美容整体ReLUMI天王寺院は、大阪市阿倍野区のアポロビル7F、天王寺駅から徒歩3分の場所にあります。初回体験は3,300円(税込)で、所要時間は全体で60〜90分です。営業時間は10:00〜19:00です。

  1. カウンセリング(約20〜30分) — 痛みが出たきっかけ、体重をかけたときの様子、座っている時間、これまで受けてこられたご相談の経緯をうかがいます
  2. 姿勢の確認 — 立ち姿と座り姿を写真で撮り、骨盤の傾き・左右差・肋骨の向きを一緒に確かめます
  3. 施術(姿勢確認と合わせて約30分) — 骨膜リリースで、股関節まわり・肋骨まわり・骨盤まわりにアプローチします
  4. 施術後の確認とご説明 — もう一度立ち姿を確かめ、翌日から外していただくクセを1つだけお伝えします

感じ方には個人差があるため、私たちから変化を無理にお伝えすることはしていません。次回のご予約を当日に決めていただく必要もありません。

料金の詳細はメニュー・料金、来店の流れは初めての方へ、店舗の情報は店舗情報、駐車場は駐車場のご案内でご確認いただけます。

よくある質問

Q: 骨盤骨折かもしれない痛みは、どう見分ければいいですか?

A: 骨盤骨折かどうかをご自身で、あるいは整体院で見分けることはできません。確かめられるのは、X線やCTなどの画像検査ができる整形外科だけです。そのうえで、受診を先にしていただく目安は3つあります。1つめは、立つ・歩く・すわるといった体重をかける動作ができないこと。2つめは、転倒・尻もち・自転車や車の事故など、強い外力のきっかけがあること。3つめは、骨がもろいと以前に言われたことがあることです。1つでも当てはまるときは、ストレッチや整体より先に整形外科へご相談ください。

Q: 骨盤骨折とは、どんなケガですか?

A: 日本整形外科学会の「骨盤骨折」では、交通事故や墜落外傷などの大きな外力が加わったときに起こるとされています。あわせて、高齢の方では転倒など比較的軽い外力によって起こる骨盤骨折もあると示されています。折れる場所によって、股関節の受け皿にあたる寛骨臼の骨折と、骨盤をぐるりと一周する骨盤輪の骨折の2つに分けられます。すわれない、自力で体を動かせないといった激痛を伴う症状がみられ、大量出血を伴う場合はショック状態になることもあるとされています。確かめ方はX線で、折れている位置はCTで詳しく調べるとされています。

Q: 骨盤骨折のあと、体の使い方の相談はいつからできますか?

A: 整形外科で経過を見ていただき、日常生活の動作についての制限が外れてからです。時期の判断は、画像でご自身の骨の状態を見ている整形外科にしかできません。当店では、骨折のあとのご相談をいただいたとき、まず整形外科でどこまで動いてよいと言われているかをうかがいます。制限が残っている段階では施術をお受けせず、外れてからあらためてご相談いただく流れをとっています。産後の方が骨盤底筋トレーニングを始めるときも考え方は同じで、ご自身の判断で始める前に経過を見ていただくほうが遠回りになりません。

Q: 尻もちをついたあと骨盤が痛みますが、整体を受けても大丈夫ですか?

A: 尻もちがきっかけになっているときは、受診を先にしていただくようご案内しています。強い外力のきっかけがあるかどうかは、当店が施術をお受けするかどうかを決める基準の一つだからです。特に、体重をかけると痛みが強くなる、座面に腰をおろす動作がつらい、といったご様子があるときはお受けしていません。ご予約の前に公式LINEで状況をお知らせいただければ、その日に受けていただくほうがよいか、受診を先にしていただくほうがよいかを一緒に考えます。

Q: 骨折ではないと言われた骨盤の痛みには、何ができますか?

A: 骨に問題がないと確かめていただいたあとであれば、体の使い方の側から見ていくことができます。骨盤まわりの張りは、座っている時間の長さ、左右どちらかに偏った体重のかけ方、股関節や肋骨が動かないぶんを骨盤が引き受けている状態、という3つのカテゴリーに分かれることが多いです。当店では骨膜リリースという手技で、骨盤そのものより先に股関節の前側と肋骨の広がり方を確かめ、翌日から外していただく日常のクセを1つだけお伝えしています。感じ方には個人差がありますので、変化の大きさや日数をお約束することはしていません。

まとめ|骨盤骨折は、まず順番を間違えないこと

骨には問題がないと確かめていただいた方へ。骨盤より先に確かめる場所がどこかを、一緒に見てみませんか

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