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TL;DR — 通勤電車の座り・吊革・スマホの姿勢グセが猫背を悪化させます。天王寺の骨膜リリースで骨格を整え、電車でも崩れない姿勢を作る3つの視点を解説。

Q: 通勤電車で姿勢が崩れる瞬間はいつですか?

A: 大きく分けて3つあります。①座席に浅く座って骨盤が後ろに倒れる瞬間、②吊革を片側だけで握り続けて左右差が固定される瞬間、③スマホを見下ろして首が前に倒れる瞬間。30代デスクワーク女性は、この3つを毎朝・毎夕くり返すことで猫背・肩こりが慢性化しやすくなります。

通勤電車でスマホを見て姿勢が崩れる30代女性
この記事のポイント:毎朝・毎夕の通勤電車。気づけばスマホを覗き込んで首が前に倒れ、吊革は同じ手でばかり握り、座れた瞬間に背もたれに沈み込んでいる――その繰り返しが、デスクワーク前後の姿勢を静かに崩していきます。「会社で猫背になっている気がするけど、原因はオフィスだけじゃないかも」と感じる方へ。通勤電車で姿勢が崩れる3つの瞬間と、骨膜リリースで土台から整える視点をまとめました。

通勤の30分・40分は、デスクワークと地続きの「もう一つの姿勢時間」

「肩こりや猫背の原因はデスクワーク」と思われがちですが、お客様のお話を伺っていると、実はその前後にある通勤時間に大きなクセが潜んでいるケースが目立ちます。

総務省「2021年 社会生活基本調査」によると、共働き世帯が多い大都市圏の有業女性の通勤時間は片道平均30分前後と報告されています。往復で約1時間。週5日で5時間。1か月で20時間以上。この時間ずっと、座席で骨盤が倒れていたり、吊革で片側に体重がかかっていたら、デスクワークと同じくらい姿勢に影響を与え続けることになります。

特に、こんな心当たりがある方は通勤動線で姿勢が崩れているサインかもしれません。

通勤電車で姿勢が崩れる3つの瞬間

体に起きていることを瞬間ごとに分けて見ていきます。ご自身の通勤シーンを思い出しながら読み進めてみてください。

通勤電車の座席に浅く座る30代女性

① 座った瞬間 — 浅く腰掛けて骨盤が後ろに倒れる

混んだ電車でようやく座れた時、つい背もたれに身を預けて骨盤を浅く沈めてしまう方は多くいらっしゃいます。座面に浅く腰掛けて背もたれに寄りかかると、骨盤は後ろに倒れた状態(後傾)になり、背骨の自然なS字カーブが失われます。

この姿勢が続くと、本来は骨盤・背骨・肋骨で分担して支えるはずの体重が、首と背中の筋肉に集中していきます。座って楽をしているつもりが、実は首肩には負担が積み重なっている状態です。降車駅で立ち上がった瞬間に「腰が重い」「肩がこっている」と感じるのは、この骨盤の傾きが背景にあるケースが多く見られます。

② 吊革を握る瞬間 — 片側ばかりで体の左右差が固定される

立って通勤される方は、吊革やつり棒を握ることが多くなります。このとき、利き手側だけで握り続ける、ドアの方向にいつも体を向ける、という小さなクセが積み重なると、体の左右差が静かに固定されていきます。

片側だけに腕を上げ続けることで、肩甲骨の高さが左右でズレ、骨盤も片方だけが上がりやすくなります。デスクワーク中に「足を組むのはいつも同じ側」という方は、通勤電車の段階で左右差が作られている可能性があります。鏡で正面を向いて立った時、肩のラインが左右で違うと感じる方は、特に意識したいポイントです。

③ スマホを見る瞬間 — 首が前に倒れて頸椎に大きな負荷がかかる

電車内で目線を落としてスマホを見る時間が長いほど、首は無意識のうちに前に倒れていきます。米国の研究者ハンスラジ氏の論文(Surgical Technology International, 2014)では、首を60度傾けた前傾姿勢で頸椎にかかる負荷は約27kg(約60ポンド相当)と報告されています。

通勤片道30分のうち20分スマホを見ているとして、月にして10時間以上、首にこの負荷をかけている計算になります。「ストレートネック」「スマホ首」と呼ばれる状態は、この時間の積み重ねが背景にあります。さらに、スマホを覗き込む姿勢は両肩を内側に丸める巻き肩の動きとセットになるため、首・肩・背中が一体で固まっていく流れが生まれます。

数字で見る「働く女性の通勤+デスクワーク」の負担

厚生労働省「2022年 国民生活基礎調査」によると、女性の有訴者率(症状を訴える人の割合)で第1位は肩こり、第2位は腰痛です。女性人口千対では肩こり114.7、腰痛91.8と報告されており、デスクワーク世代の女性にとって、首から腰にかけての張りは「特別なこと」ではなく日常になっています。

通勤電車での姿勢クセは、このデータを底上げしている隠れた要因の一つです。デスクワーク8時間に通勤往復1時間が乗っかれば、1日のうち9時間以上、骨盤と背骨に負担が偏った姿勢を続けていることになります。週5日働く方なら、1か月で180時間以上の積み重ねです。

日本整形外科学会も、長時間の同一姿勢による頸肩腕の不調を慢性化させない予防の大切さを呼びかけています(出典: 公益社団法人 日本整形外科学会 公式サイト 患者向け解説)。通勤の姿勢は、デスクワークの姿勢と同じくらい、ご自身の体への投資ポイントだとReLUMIでは捉えています。

当院の臨床視点: 整骨院に4年間勤務していた中で、通勤片道1時間以上のお客様を多く拝見してきました。共通していたのは、デスクワークの姿勢ケアだけでは戻りきらない、というお声です。30代・40代のうちに、通勤動線まで含めて姿勢の土台を見直しておくと、年齢を重ねた時の体の感じ方が大きく変わります。だからこそ、通勤の30分も「姿勢ケアの時間に変えられる」とお伝えしています。

骨膜リリースという選択肢 — 通勤動線も含めて土台から整える

通勤電車でスマホを見下ろし首が前に倒れる女性

通勤電車の3つの瞬間でかかる負担は、いずれも「骨格の位置」が崩れた状態で同じ姿勢を続けることが背景にあります。一般的なもみほぐしのように表層の筋肉だけを緩めても、土台の骨盤や肩甲骨の位置がずれたままだと、翌朝の通勤でまた同じところに張りが戻りやすい傾向があります。

ReLUMIで行う骨膜リリース(骨と筋肉の境目をリリースする独自手技)は、骨の表面を覆う骨膜にアプローチして、骨格そのものの位置関係を整えていく考え方です。

「会社では気をつけているのに、通勤後にはもう肩がガチガチ」――そう感じる方は、通勤動線を含めて姿勢を見直すタイミングかもしれません。お一人ずつのライフスタイルに合わせて、通勤中の意識ポイントもお伝えしています。

よくあるご質問

Q. 通勤電車の中でも姿勢のセルフケアはできますか?
A. 座席に深く座る・吊革は左右交互に持ち替える・スマホは目線の高さまで持ち上げる、という3つの意識だけでも通勤中の負担は大きく変わります。ただし、毎日の積み重ねでクセが固まっている場合は、肩甲骨と骨盤の位置から整えるアプローチを併用すると、変化を実感しやすい傾向があります。

Q. 通勤の負担を減らすには、座るのと立つの、どちらが姿勢に良いですか?
A. どちらも一長一短です。座席に浅く腰掛けたままだと骨盤が後ろに倒れやすく、立って吊革を握り続けると片側に体重がかかりやすくなります。大切なのは「同じ姿勢を続けない」「左右差を作らない」という意識です。当院では、通勤動線も含めて姿勢の土台を整えるご提案をしています。

Q. 通勤の姿勢クセが原因の肩こりや猫背は、デスクワークと別に対策が必要ですか?
A. 別ではなく、つながった一連の流れとして見ていきます。通勤の30分・40分も、デスクワークの8時間と同じ姿勢の延長です。土台となる骨盤と肩甲骨の位置が整うと、通勤中もデスクワーク中も負担が偏りにくくなり、慢性的な肩こり・猫背の根本ケアにつながります。

施術を受けた方の声

「通勤片道40分、毎朝スマホを覗き込んでいたら、出社する頃にはもう首と肩がパンパンでした。骨盤と肩甲骨を整えていただいてから、電車を降りた後の重さがずいぶん変わりました。吊革をいつも同じ手で握っていることに自分で気づけるようになり、左右を入れ替える意識も持てるようになっています。」
— 30代・営業事務

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