
デスクワーク女性に多い「肩が鳴る」サイン
当サロンには、肩のゴリゴリ・ジャリジャリ音に悩まれる30代〜40代の女性が多く来店されます。共通しているのは、長時間のデスクワーク姿勢と、慢性的な肩こり・首こり・巻き肩を併発しているケースです。
こうした方からよく伺うのは、以下のようなサインです。
- 朝、伸びをすると肩関節がゴリッと音を立てる
- 腕を上げる・後ろに回すときに途中でひっかかる感じがある
- 肩甲骨を動かすとジャリジャリと砂を擦るような音がする
- 音だけでなく、肩〜首にだるさや重さがついて回る
- 肩を意識的に回す回数が増えても、音もこりも減っていかない
こうした音は「年齢のせい」「体質」と片づけられがちですが、肩関節そのものというより、肩・胸郭・骨盤を含めた上半身の土台の崩れが背景にあることがほとんどです。厚生労働省「国民生活基礎調査(令和4年)」でも、女性が訴える自覚症状の第1位は「肩こり」であり、肩関節の動きづらさとセットで悩まれる方は少なくありません。
関係① 巻き肩と肩関節のすき間
長時間PCに向かうデスクワークでは、肩が前に巻き込まれた「巻き肩」の状態が日常になります。巻き肩では、上腕骨(二の腕の骨)が肩関節のソケットに対して前方にずれた位置で動くようになります。
本来あるべき肩関節のすき間が狭くなると、腕を上げる・回すときに、関節の中で腱や滑液包が骨の角に引っかかりやすくなり、ゴリゴリ・ジャリジャリといった音として感じられやすい状態になります。
「肩を回すと音が鳴るからもっと回そう」と頑張るほど、巻き肩のまま無理に動かすことになり、肩まわりの筋肉と腱への負担がさらに増えていく――というループに入っているケースをよく拝見します。
関係② 肩甲骨の位置と骨盤の傾き
肩甲骨は本来、肋骨の上を滑らかに滑るように動く「浮いた骨」です。デスクワーク姿勢が続くと、肩甲骨は外側・上方向にずれて固定されやすくなり、滑りが悪くなっていきます。
そして、肩甲骨の土台になっているのは胸郭(肋骨)と背骨、その下にある骨盤です。骨盤が後ろに倒れて背骨が丸まると、胸郭の上に乗っている肩甲骨は構造的に「正しい位置」に戻りにくくなります。
つまり、肩甲骨の動きづらさやジャリジャリ音は、肩甲骨だけの問題ではなく、骨盤の傾きまでセットで見直さないと変わりにくいのです。「肩甲骨はがし」を試しても変化を感じにくい方は、この土台の問題が残っているケースが多いものです。
関係③ 慢性的な筋緊張と関節の摩擦
デスクワーク中は、肩・首・胸の前側の筋肉がほぼ動かないまま、長時間同じ位置でキープされ続けます。動かない筋肉は血流が落ち、硬く張った状態が固定化されていきます。
硬くなった筋肉は、関節を本来の軌道で動かす力を失っていきます。すると、腕を上げたときに肩甲骨と上腕骨がきれいに連動して動かず、関節周辺の腱や筋膜が骨の表面でこすれ、音として感じられやすくなります。
「動かさないから硬くなる→硬いから動きが悪くなる→動きが悪いから音が鳴る」というループは、ストレッチや一時的なマッサージだけではなかなか抜け出しにくい構造です。
柔道整復師の視点:整骨院で4年間、慢性症状の方を多く拝見してきましたが、「気付いたら肩が動かしづらくなっていた」「若い頃から音はあったけど放置していた」とおっしゃる方が少なくありませんでした。だからこそ私たちは、症状が強くなる前に、姿勢の土台から整えていく予防的な視点を大切にしています。
骨膜リリースで土台から整える
マッサージや肩回し体操は、表面の筋肉や関節の動きをその場でゆるめるアプローチです。気持ちよさはありますが、巻き肩や骨盤の傾きという構造そのものは変わらないため、戻りも早くなりがちです。
骨膜リリースでは、骨の表面を覆う「骨膜(こつまく:骨と筋肉の境目を覆う薄い膜)」にアプローチして、骨格レベルで体の位置関係を整えます。
- 肩関節の位置を戻す — 前にずれた上腕骨を本来のソケットの中心に近づけ、関節のすき間を取り戻します
- 肩甲骨をひらく — 外側にずれて固まった肩甲骨を、肋骨の上で滑りやすい位置に整えます
- 骨盤と胸郭を立てる — 倒れた骨盤と縮こまった胸郭を整え、肩甲骨が戻りやすい土台を作ります
- その場で変化を感じやすい — 施術直後に「肩がスッと上がる」「ゴリゴリ音が小さくなった」と実感されるお客様が多くいらっしゃいます
予防の観点からも、年々大きくなる音や動きづらさに対して「年齢だから」とあきらめるのではなく、姿勢の土台を整えていく考え方をおすすめしています。
施術を受けた方の声
「肩を回すたびにゴリゴリ・ジャリジャリ鳴るのが、ここ数年でかなり気になっていました。仕事は一日中PC作業で、肩こりも首こりもセット。マッサージに通っても、その日だけは楽になっても翌日には戻る感じでした。骨盤と巻き肩から整えてもらったら、施術後に腕を上げたときの引っかかりが軽くなっていて驚きました。普段の座り方や肩の力みも自分で気づけるようになり、職場でも『姿勢変わったね』と言われるようになりました。」
— 30代・事務職
何年も気になっていた肩のゴリゴリ音、土台から見直しませんか?
公式LINEで相談・予約するよくあるご質問
Q. 肩を回したときのゴリゴリ・ジャリジャリ音は危ない症状ですか?
A. 痛みや動かしにくさを伴わない肩関節の音は、多くの場合、関節周りの筋肉や腱が骨の上を滑るときに起きるものです。痛みやしびれがある、可動域が急に狭くなった等の場合は、整形外科など専門の機関へのご相談をおすすめします。
Q. ストレッチをすればゴリゴリ音は減りますか?
A. 肩まわりだけのストレッチで一時的に楽にはなりますが、巻き肩や骨盤の傾きという土台が残っていると、夕方には元の位置に戻りやすくなります。胸郭・骨盤・肩甲骨をセットで整える視点が役立ちます。
Q. デスクワークを続けながら肩の音を減らすことはできますか?
A. お仕事を変えなくても、座り方・モニターの高さ・休憩のとり方を見直し、骨格レベルで土台を整えていくことで、肩関節の動きやすさに変化を実感していただけるケースが多くあります。
Q. ReLUMIではどのような流れでケアを受けられますか?
A. 初回はカウンセリングで現在の姿勢・お悩み・お仕事の様子をお伺いしたうえで、骨膜リリースを中心とした施術をオーダーメイドで組み立てます。完全予約制・女性専用・個室サロンです。
監修:美容整体ReLUMI 院長/柔道整復師(国家資格)。
出典:厚生労働省「2022年国民生活基礎調査の概況」(女性の有訴者率上位症状) https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/ 2026年5月閲覧。