Q: 30代になってPMSが重くなったのはなぜですか?
A: 30代はホルモンバランスが変化しやすい時期で、骨盤や姿勢の崩れが積み重なっていることも背景にあります。骨盤の傾き・肩甲帯のこわばり・自律神経の乱れが重なると、PMS期のだるさや頭痛・肩こりが20代の頃より強く感じられるケースが多くあります。

30代のPMSが「重くなった」と感じる方へ
「20代の頃はそこまで気にならなかったのに、30代に入ってから月経前1週間が本当にしんどい」――当院に来店される30代女性のお客様から、よくうかがうお声です。だるさ、頭痛、強烈な肩こり、気分の浮き沈み。生活も仕事も同じはずなのに、PMS(月経前症候群)の体感だけが年々強くなっている、と感じる方は少なくありません。
厚生労働省「令和元年 国民生活基礎調査」によると、20〜49歳女性の有訴者率上位には「肩こり」「腰痛」「頭痛」「体がだるい」が並び、いずれも男性より顕著に高い傾向が示されています(出典: 厚生労働省「令和元年 国民生活基礎調査の概況」PDF、2026年5月閲覧)。さらに日本産科婦人科学会は、PMS症状を有する女性は約70〜80%、生活に支障が出るレベルは5.4%と報告しています(出典: 日本産科婦人科学会「PMS(月経前症候群)」公式サイト、2026年5月閲覧)。
数字が示すのは「自分だけがおかしいわけではない」ということです。そして30代でこの体感が強まる背景には、ホルモン変動の質的な変化に加えて、デスクワークと家事で蓄積した姿勢のゆがみが関わっています。
PMSと姿勢をつなぐ3つのライン
姿勢ケアはPMSそのものをなくすものではありません。ただ、PMS期に出やすい不調を「より悪化させない土台づくり」として、近年注目されているアプローチです。当院では、姿勢とPMS期の不調をつなぐ視点として、次の3つのラインをお伝えしています。
- ① 骨盤の傾き — 骨盤が後ろに倒れる(後傾する)と、下腹部の血流やリンパの流れが滞りやすくなります
- ② 肩甲帯のこわばり — デスクワークで巻き肩・肩甲骨の動きが落ちると、呼吸が浅くなり自律神経が乱れやすくなります
- ③ 自律神経のゆらぎ — ①②が重なると交感神経優位の状態が長くなり、PMS期に副交感神経への切替えがしにくくなります
ポイントは、骨盤と肩甲帯は背骨を介して連動しているということです。骨盤が倒れれば肩甲骨は外側に開き、肩甲骨が外に開けば呼吸が浅くなる。この一筆書きのつながりが、PMS期の体感差を生んでいます。

骨盤と肩甲帯の「連動性」とは
骨盤が前に傾けば(前傾)、背骨は反り腰側に動き、肩甲骨はやや内側に寄ります。逆に骨盤が後ろに倒れれば(後傾)、背中は丸まり、肩甲骨は外に開いて巻き肩になります。これは整形外科領域で姿勢評価の基本として扱われる連動です(参考: 日本整形外科学会「ロコモティブシンドローム公式サイト」https://locomo-joa.jp/)。
PMS期に「呼吸が浅くなる」「お腹が張る」「肩がガチガチに固まる」と感じるのは、この連動が一気に悪い方向へ揃うからです。普段から骨盤が後傾している方は、月経前のホルモン変動で交感神経が優位になった瞬間、肩甲帯まで一気にこわばりやすくなります。
柔道整復師の視点: 整骨院で4年間、慢性症状を抱える女性のお客様を多くみてきました。年齢を重ねた方ほど「20代の頃から姿勢のクセは気になっていたけれど、誰も指摘してくれなかった」とおっしゃいます。だからこそ私たちは、不調が出始めた30代のうちに土台を整えていくことを、予防の観点から大切にしています。
PMS期に体への負担が増える3つの習慣
日々のセルフケアとして、PMS期にとくに見直したい姿勢のクセを3つご紹介します。どれも「やめる」より「気づく」だけでも体感が変わるものです。
- 長時間の足組み — 骨盤がねじれた状態が固定化し、月経前の下腹部の張りが強くなりがちです
- 骨盤を後ろに倒した「ずっこけ座り」 — 椅子の背に寄りかかってお尻が前に滑るような座り方は、骨盤後傾の典型です
- 前のめりのスマホ・PC姿勢 — 頭が前に出ると首肩の負担が3〜4倍に増えると言われます。PMS期の頭痛を増幅させる一因です
この3つを「PMS期だけでも意識する1週間」をつくっていただくと、体感の変化を感じていただけることが多いです。

ReLUMIの骨膜リリースで「土台」から整える
美容整体ReLUMI天王寺院では、骨と筋肉の境目にある「骨膜」にアプローチする独自手技、骨膜リリースで姿勢を整えていきます。一般的な筋肉のもみほぐしとは違い、骨格の土台から位置を整えるため、施術直後の体感の差が出やすいのが特長です。
PMS期の不調にお悩みの30代女性のお客様には、次のような変化のお声をいただいています。
- 骨盤を立てた状態で座れるようになり、月経前の腰のだるさがやわらいだ
- 肩甲骨が動くようになり、呼吸が深く入るようになった
- 毎月のように悩まされていた頭痛や肩こりの「ピーク」がなだらかになった
体験していただいた方から多くいただくのは、「整体やもみほぐしを試しても変わらなかったのに、何が違ったのかを丁寧に説明してもらえて納得できた」というお声です。
施術を受けた方の声
「20代の頃と比べて、30代に入ってから月経前1週間がとにかくしんどくて。婦人科で相談しても『年齢的なもの』と言われ、もみほぐしや整骨院も試しましたがその場限り。骨盤と肩甲骨が連動しているという説明を受けて、自分の姿勢のクセを初めてちゃんと知りました。施術後は呼吸が深くなり、月経前の頭痛のピークが以前より穏やかに感じられるようになりました。」
— 30代・事務職
よくあるご質問
Q. PMSは整体だけで解決しますか?
A. PMSの背景にはホルモン変動や生活習慣など複数の要因があり、整体は「土台を整えるサポート」のひとつとお考えください。婦人科系のご相談が必要な症状の場合は、婦人科への受診を優先してください。
Q. 月経中でも施術は受けられますか?
A. 月経中の施術もお受けいただけます。体調と相談しながら強度を調整しますので、ご来店時にお気軽にお伝えください。
Q. どのくらいの頻度で通うのが目安ですか?
A. 30代女性の姿勢の崩れは年単位で積み重なっているため、初期は2週間〜1ヶ月に1回ほどの頻度を目安にしていただく方が多いです。3〜4回ほどで体感の変化を実感していただけるケースが目立ちます。
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